Book Review: Gastrointestinal Pathophysiology
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Division of Gastrointestinal Pathophysiology
消化管生理学分野では,腸管免疫性疾患,すなわち炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎及び食 物アレルギーを研究対象疾患としている。近年,患者が急増している潰瘍性大腸炎は,厚労省 の特定疾患に指定されている慢性で難治性の炎症性腸疾患である。腸管での免疫異常を背景と する潰瘍性大腸炎に対して,近年の粘膜免疫学の発展を背景に精力的な研究が展開されている にもかかわらず,その病因や病態形成機序などは未だ多くは不明であり,従って特異的な有用 な治療薬や治療法は確立されていない。また,食物アレルギーは腸管粘膜免疫機構の未熟な小 児にその頻度が高く,小児の肉体的精神的発育への影響は重大であり,さらに,いわゆる「ア レルギーマーチ」の引き金となる疾患として今やその病因・病態形成機序の解明と対策は急務 であるが,未だ充分にはなされていない。 消化管は生体と外界とのインターフェイスであり,多くの外来抗原に絶えず...
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ژورنال
عنوان ژورنال: Proceedings of the Royal Society of Medicine
سال: 1976
ISSN: 0035-9157
DOI: 10.1177/003591577606901034